シガテラ中毒と毒魚を覚えよう!

こんにちは 釣夢です。

沖縄には本州にもいる毒魚も居ますが、

沖縄特有のサンゴ礁がある海だから発生

するシガテラ毒を持つ魚が生息しています。

このシガテラ毒を持っている魚を食べてし

まった場合、食中毒になってしまう恐れが

あり、大変危険です。

今回は沖縄にいる主な毒魚とこのシガテラ

毒とはいったい何なのか?どういった魚が

シガテラ毒を持っているのかを、お伝えして

いこうと思います。

沖縄の毒魚とシガテラの毒を持つ魚。

沖縄にいる主な毒魚。

アイゴ類

ゴマアイゴ(方言名:カーエー)

シモフリアイゴ(方言名:マーエー)

主に棘(背びれ、尻びれ、腹びれ)に毒が

あり刺されると数時間から数週間は痛みが

残ります。

40度以上の熱めのお湯に患部を浸してお

くと、少し痛みが引いてきます。

とにかく素手で触るのは危険なので避けま

しょう。

本州では外道として扱われることが多い様

ですが、沖縄では刺身やマース煮などで、

食べられており人気の魚です。

オニダルマオコゼ

日本では沖縄や奄美大島、小笠原諸島等の

辺りに生息していて、サンゴ礁や岩礁が多

い比較的浅い場所に生息しています。

岩や砂に擬態化して底付近で魚や甲殻類を

捕食しています。

こちらは背ビレに毒棘をもっていて、

沖縄のハブの30倍の毒を持っていると言わ

れています。

最悪の場合、刺されると死に至る恐れがある

ので絶対に見つけても素手で触らない様に

注意しましょう。

しかしこちらも非常に美味しい魚だという

事で市場には出回りませんが、白身で天ぷら

やから揚げで良く食べれています。

・ミノカサゴ類(方言名:ハニアファー)

全国的に生息している魚ですが、沖縄では

主にこの三種類が生息しています。

ハナミノカサゴ

ネッタイミノカサゴ

キリンミノカサゴ

背ビレに毒棘を持っています。

主に岩礁帯の浅場に生息しています。

・ゴンズイ(方言名:クーガーイユ)

ナマズの仲間で、こちらも浅い岩礁帯を

好んで集団で行動する魚です。

まとまって玉の様に見える為、

『ゴンズイ玉』

っと呼ばれています。

背ビレ、胸ヒレに毒棘をもっているので、

釣れたらこちらも十分に注意して取り扱

ってください。

刺されると激痛がはしり、数時間から場合

によっては数週間痛みが残ります。

40度~45度くらいの火傷しない程度の

お湯に患部をつけると痛みは少し和らぐで

しょう。

・リュウキュウイケカツオ

あまり強い毒ではありませんが、

ヒレに弱い毒をもっています。

大体ではありますが、

ここまでが主に背ビレや胸ビレなどに毒棘を

もつ危険な魚です。

ここれからはシガテラ毒を持つ、沖縄の魚を

ご紹介いたします。

・バラハタ(方言名:ナガジューミーバイ)

沖縄ではよく実際食べられている魚ではあ

ります。しかし、時々大型の魚にシガテラ毒

が見られます

・イッテンフエダイ(方言名:ヒシヤマトゥビー)

こちらは比較的有毒性の高い種類の為、

出来るだけ食べない様にしましょう。

似ている魚に

クロホシフエダイ(方言名:ヤマトゥビー)

ニセクロホシフエダイ(方言名:ヤマトゥビー)

この2種類には過去シガテラ毒は見られて

いないようです。

・バラフエダイ(方言名:アカナー)

特徴は目の前あたりに溝があります。

こちらも比較的有毒性の高い種類の為、

出来るだけ食べない様にしましょう。

またこちらにも非常に似た魚が居ます。

ゴマフエダイ(方言名:カースビー)

こちらには過去シガテラ毒は見つかっ

ていません。

主にこの魚がシガテラ毒をもっている

魚たちになります。

シガテラ中毒の原因と症状

シガテラ中毒の原因を持つ魚は主に、熱帯や

亜熱帯などのサンゴ礁が生息する地域にのみ

います。

日本国内では南西諸島付近にその魚は生息し

ています。

そもそもの原因は…

海藻、岩礁に付着する有毒な小さな藻類が毒

の原因となるシガトキンを産生します。

それから藻食生物の魚や甲殻類が、その毒が

付着した藻類を食べて、そしてその藻類を食

べた甲殻類や魚を肉食性の魚達が食べるとい

う食物連鎖によってそのシガトキンを魚が

蓄えていき、そしてその魚を人が食べる事に

よってシガテラ中毒が発生してしまいます。

シガテラ中毒の症状は…

24時間以内に下記の症状が出てきます。

下痢、吐き気、嘔吐、口周りや手のドライ

アイスセーション(何か食べたり、飲んだり

しただけでピリピリとした痛みや刺激を感

じる症状)、だるさ、しびれ、関節痛、

筋肉痛など、他にも徐脈や血圧の低下とい

った症状が出てきます。

ちなみにほとんどの調理法でもシガテラ

毒が消す事ができず、熱に強く、加熱し

ても毒素は消せません。

まとめ

沖縄で魚釣りをする前に知っておく

情報としてこういった情報は非常に

重要な情報です。

貴方のフィッシングライフを更に楽し

くする為にも、自分の身を自分で守っ

ていく為にも覚えておく必要がありま

すよね。

沖縄では過去にこのシガテラ中毒が

原因でとある飲食店が訴訟になったと

ききます。

是非しっかり覚えて、これからの

フィッシングライフに活かしてみて

ください。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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