大物コンビ芸人”とんねるず”ですが、2018年3月に30年間続いた人気番組『みなさんのおかげでした』が終了して以降、コンビでのレギュラー番組がありません。
その後は石橋貴明さんは2018年4月よりフジテレビ『石橋貴明のたいむとんねる』をスタート、木梨憲武さんはラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』でパーソナリティーを務めるなど、別々の仕事をこなしているんです。
しかし、お互いにレギュラー番組はこの一本のみで、世間では”大丈夫なの?”などと心配の声も…
そして、以前から話があったようで2020年6月末には石橋貴明さんの唯一のレギュラー番組である『石橋貴明のたいむとんねる』が終了なる方向に話が進んでいる様なんです。その理由の一つに高額すぎるがギャラが原因にもなっているとか…
それに対し、石橋貴明さんは焦りを感じたのか、フジテレビ上層部に“まだまだ面白いことができるから『たいむとんねる』は続けさせてほしい”と直談判したとの噂も…
一方で、木梨憲武さんはテレビでのレギュラー番組はないものの、歌手活動でソロアルバムを出したり、自身のクリエイティブな一面を存分に発揮し、好調だといいます。
”とんねるず”がテレビレギュラー番組減少(ゼロ)の原因はどうしてなのか?この二人の違いとはなんなのか?
調査してみましょう。
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もくじ
”とんねるず”がレギュラー番組減少(ゼロ)の理由は芸風が時代錯誤?⓵
”とんねるず”が爆発的に人気集めた時代がバブル時代ですが、スポーツ系出身の二人が当時の体育会系ノリで一般人にも容赦なく暴言を吐いたり、スタジオの観覧席に飛び込んで乱闘を繰り広げたり、何をするかわからない、その危なっかしい芸風が多くの人を魅了したといいます。
しかし、近年では「パワハラ(パワー・ハラスメント)的な笑い」が今の時代に合わなくなったと言われている様です。
その、象徴が”とんねるず”が30年間続けた『みなさんのおかげでした』内であった企画でとんねるずが後輩芸人に自腹で数十万円から数百万円もする高級時計を買わせるという企画がありました。
この企画は今の時代から見ると典型的な「パワハラ企画」と言えるでしょう。
もちろん、その場のノリで半ば強引に時計を買わせてしまうというこの企画は、パワハラ的だからこそおもしろいのですが、職場などで本物のパワハラに苦しめられた経験のある人にとって、彼らの振る舞いは見るに堪えなく、まったく笑えないものなんです。
2016年以降から”とんねるず”の人気は落ちて行き、特に石橋貴明さんについては『日経エンタテインメント!』(日経BP社)の「嫌いな芸人ランキング」では2016年、2017年、2018年、3年連続で1位になっているんですね。
その中でも最も多い理由は「キャラクターが嫌いだから」(70%)で、35~44歳女性の間では1位でした。昔の様な”やんちゃキャラ”も今は目立たなくなっていますが、「傲慢で生意気」(59歳男性)といった声がまだ散見されています。
こういった周囲の評価から見ると、やはり”とんねるず”のパワハラ芸風が時代錯誤になってきたという事が解りますよね。
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”とんねるず”がレギュラー番組減少の理由はギャラが高すぎるから?⓶
”とんねるず”が30年間続けていた『みなさんのおかげでした』ですが、フジテレビは製作費に数千万を掛けていたとも言われており、しかも、”とんねるず”が貰っていたギャラが、「番組1本1000万円」とも言わている程、超高額なギャラをもらっていた様なんです。
しかし、近年ではコンプライアンス重視やら制作費のカットやらで、『とがった番組ができなくなっている』といいます。
”とんねるず”が30年間続けていた『みなさんのおかげでした』放送終了の理由の一つが、この高額過ぎるギャラが原因だったとも言われています。
近年、テレビ離れが増えている中、製作費を出来るだけ削減して、いいものをお届けするという最近のテレビ業界のスタイルには、そぐわないのが解ります。
”とんねるず”がレギュラー番組減少の理由はテレビ関係者の世代交代?⓷
”とんねるず”を知る世代が減った事が理由?
最近の若手スタッフは、当然”とんねるず”の全盛期を知るわけもありません。
そんな、石橋貴明さんの芸風に耐えかねた若手スタッフは、石橋貴明さんの事を『面倒な高飛車おじさん』と呼ぶ人もいたとか。
石橋貴明さんは、昔はスタッフを連れて豪遊したものですが、こうした石橋貴明さんをちゃんと知らない若手にしてみれば、仕事が終わった後に群れるのは嫌がりますし、番組経費を無駄な飲食代に使うこと自体、良くは思いません。
そういった状況で若手が決裁権を握るようになれば、番組打ち切りは当然の流れだといえます。
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石橋貴明『たいむとんねる』終了の理由は?レギュラー番組ゼロで危惧。
引用:https://www.fujitv.co.jp/timetunnel/index.html
2018年4月からスタートした石橋貴明さん唯一のレギュラー番組であるフジテレビ『石橋貴明のたいむとんねる』ですが、今年2020年6月末では放送を終了する予定との事。
それを危惧した石橋貴明さんは、フジテレビ上層部に“まだまだ面白いことができるから『たいむとんねる』は続けさせてほしい”と直談判したそうです。
もともとは30年続いた人気番組『みなさんのおかげでした』終了で功労者の石橋貴明さんへ“後番組”として用意された枠でしたが、視聴率は2%台にまで低下したことも。
番組開始当時からのレギュラーだったミッツ・マングローブ(44)が2019年4月から登場しなくなったのは、制作費削減が理由ともいわれています。
その事に加え、石橋貴明さんのの高額なギャラが、大きなネックになっていたといいます。
「フジテレビの黄金期を支えた石橋さんの最盛期の出演料は最低1本500万円でした。今回こそ1本100万円でしたが、それでも23時台では突出して高い。バナナマンさん、千鳥さんなど人気のMCですら30万円前後ですから。昨年6月にフジテレビの社長が交代したことも大きかったですね」(制作関係者)
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200219-00010010-jisin-ent
この内容を見てもどれだけ、高額なギャラなのかが理解できますよね。このことに加え、交代した遠藤新社長は以下の様にも応えています。
「遠藤龍之介社長は『フジが不調になった原因は保守性、おごり』と公言。抜本的な見直しに着手していて、その一つが『たいむとんねる』なんです。制作費がかかり、内容的にDVD化もできない番組なら続けるべきではない、という考え方なんです」
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200219-00010010-jisin-ent
この内容から思う事は、古い考え方に囚われたやり方を更に続けていく事は出来ないと、ハッキリ言っていますよね。抜本的改革をしようとしている事が見受けられます。
これまでの内容から『石橋貴明のたいむとんねる』終了の理由でわかった事は、
- 視聴率の著しい低下。
- 今までのやり方に固執してしまった。
- 高額過ぎる石橋貴明さんへのギャラ。
- 社長交代による改革。
です。
テレビへの執着をしていると言われている石橋貴明さんですが、今後どうなっていくのか気になる所です。
一方、相方の木梨憲武さんはというと…
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木梨憲武はレギュラー番組ゼロでも好調?その理由とは?
引用:https://dot.asahi.com/dot/2018092100078.html
木梨憲武さんは2018年3月に30年間続いた人気番組『みなさんのおかげでした』が終了して以降、2020年現在もテレビでのレギュラー番組はもっていません。実は、相方の石橋貴明さんからの『たいむとんねる』出演の誘いを断った話もあります。
元々、テレビへの拘りが強い相方の石橋貴明さんに対し、木梨憲武さんは幅広い分野に挑戦したいという想いもあった事から、ラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)でパーソナリティーをつとめることになりました。
この内容からもわかる通り、お二人のスタンスの違いがわかりますよね。
木梨憲武さんは精力的に色々と活動を行っており、以前から力を入れている活動の一つがアーティストとして全国をまわり個展を開いているんです。
引用:https://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=viewphoto&id=472&c=6
2014年から2016年にかけて全国8会場で個展を開き大きな話題を呼びました。そして、2018年6月、イギリス・ロンドンでの個展開催を実現するなど、活躍の場を広げています。
引用:https://www.kinashiten.com/
他にも映画出演果たしたり、バラエティ番組にも出演をしたりしています。
2018年4月に放送した『ウチのガヤがすみません!』の1周年記念ゲストとして木梨憲武さんがサプライズで登場したのですが、その時のギャラが驚きだったんですね。
“とんねるず”で活動をしている時には、他局の単発ゲスト出演でも1本200万~300万円が相場でしたが、なんと1本30万円とこれまでと比べ格安だったんです。この事があり、各局からオファーが殺到するかも?とまで言われたんです。
また、昨年2019年には突然、ソロミュージシャンとして音楽活動をスタートさせ、2019年12月11日にソロアルバム『木梨ファンク ザ・ベスト』をリリース。
引用:https://tower.jp/article/news/2019/11/15/tg009
この渋い、木梨憲武さんらしいお洒落な感じがとってもカッコイイですよね!
アルバムリリースに際し「ミュージックステーション」「FNS歌謡祭」「スッキリ」「A-Studio」など、音楽番組からバラエティー番組まで出演し、明るい個性的な木梨さんらしいキャラクターで番組を盛り上げた。
その成果もあってか、ソロアルバム『木梨ファンク ザ・ベスト』は発売翌週にはオリコン週間デジタルアルバムランキングで1位を獲得。さらには、iTunes週間アルバムランキングなど音楽ランキングで1位を獲得し、8冠を達成した。
このアルバムに関しての評価は…
何をやっても憲武さんて素晴らしいんですね。
ファンではなかったけれど今さらながらハマってます(笑)
楽曲も良いけれど独特な声で声量あって素敵なアルバムがです
ソロデビューなのにベストとは⁉️(笑)
確かに良い曲ばかりなのでまさにベスト❗
PVも最高❗デザイナーさんにオリオリさん
お友達がいっぱい😍引用:https://www.amazon.co.jp/
久しぶりにCDを買いました。
買ってよかった、曲と歌詞が最高です。
カッチョよく出来ています。
40代、50代の人ならこの良さが分かってもらえると思います。
10代、20代にはまだまだ早いかも引用:https://www.amazon.co.jp/
この様に他にも多くの高評価を受けているんです。
今回のアルバムは、B’zの松本孝弘、久保田利伸、藤井フミヤ、AIといった一流アーティストとコラボをしているんです。すべては木梨憲武さんが自分の人脈で集めたメンバーなんです。
彼の人脈の広さに驚きます。
それも、木梨憲武さんが”好調”な理由の一つだと言えるでしょう。
これだけ、多くの有名歌手が協力してくれるのには、木梨憲武さんが築き上げてきた好感度が大きく関わっている様に思います。
また何事においても柔軟に行動し、周囲を巻き込んでいく力があります。
クリエイティブな活動に関しては、何をやらせても圧倒的な才能を持っていて、しかも、一切そういった自分の能力をひけらかさない、時には大胆な行動で周囲を驚かせる事も。
しかし、場の雰囲気を壊すことなく、状況を読みスマートにそれをやりきる。その奥ゆかしい姿勢こそが、木梨憲武さんが好感度が高い理由ではないでしょうか?
木梨憲武さんが”好調”な理由…
- テレビに囚われない柔軟な姿勢と圧倒的な行動力で周囲を巻き込む。
- ギャラに拘らない。
- 自分の能力を引けらかす事なく、いつも明るく上機嫌で自然体な姿勢が好感度アップ。
- 大胆さで周囲を驚かせる事もあるが、その場の雰囲気を決して壊す事のないスマートさ。
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石橋貴明レギュラーゼロで焦り、木梨憲武ゼロでも好調に関するまとめ。
”とんねるず”として仕事が減少してしまった理由、石橋貴明さんがレギュラー番組ゼロになる理由、木梨憲武さんがテレビレギュラー番組ゼロでも好調な理由について、調べていきましたが如何でしたしょうか?
もう長い事、コンビでのお仕事は離れてしまっていますが、ファンの間では二人揃ってのテレビ出演を待ち遠しくおもっている方も少なくない様です。
私個人的にも、是非石橋貴明さんについては、テレビで今後も拝見したいなと思っておりますし、是非また面白い番組を企画して私たちを楽しませて頂きたいです。
木梨憲武さんにしても、これまで以上にお洒落でカッコイイ、斬新な姿をテレビで見せて頂けたらと思います。
今後も”とんねるず”さんのご活躍を期待しております。
最後まで読んで頂き有難うございました。