千葉康由wikiプロフィール!経歴や過去作品(写真)紹介。【世界報道写真コンテスト・大賞】

毎年、開催されている世界的に権威のある写真コンテスト【第63回・世界報道写真コンテスト(World Press Photo)】でAFP通信で元朝日新聞カメラマンの千葉康由(ちば やすよし)さんが撮影した「Straight Voice(まっすぐな声)」が大賞を受賞した!

今年2020年の千葉康由(ちば やすよし)さんの大賞受賞は、1979年以来41年ぶり4人目の日本人の快挙だ!

とっても、めでたい出来事ですし41年ぶりって、本当に凄いですね!今回は、カメラマン千葉康由(ちば やすよし)さんについて、wikiプロフィール、経歴、過去の作品(写真)などをご紹介したいと思います。

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第63回世界報道写真コンテスト(WPP)の千葉康由・大賞作品の内容とは?

第63回・世界報道写真コンテスト(World Press Photo)】は世界125カ国の地域、4282人から「一般ニュース」と「スポットニュース」などの8部門に応募があり、24カ国44人の作品が受賞をしました。

応募があったすべての中で最も優秀な写真を撮影したカメラマンに贈られるのが大賞だ。

第63回(2020年)の大賞を受賞したのが、千葉康由(ちば やすよし)さんです!その作品がこちらです👇

引用:https://globe.asahi.com/article/13302081

【Straight Voice(まっすぐな声)】

この大賞を受賞した【Straight Voice(まっすぐな声)】は2019年の6月3日にアフリカに位置するスーダン共和国で起きた治安部隊による反政府デモへの弾圧で100人以上が死亡したとされる事態を受けて、危険な取材を強いられている同僚記者らを支援するために、現地入りをした千葉康由(ちば やすよし)さんが停電による暗闇の中、若者たちが政府への抗議を詩に込めて歌った時の様子を写真に収めた一枚だと言います。

又、このデモが起きた理由については、反政府運動で倒れた長期独裁政権に代わり実権を握った軍が、選挙による政権を求める為に国民たちが起こしたものだと言います。

千葉康由(ちば やすよし)さん少年たちが歌う唄について…

「この詩は反政府的なもので、このプロテストが起きている中、みながいつも歌っていたものだと聞きました。スーダンの人々が思いを唄に託すという行為に初めて出あい、驚きました」と千葉康由(ちば やすよし)さんが語っています。

引用:https://globe.asahi.com/article/13302081

拳銃を持って武装した治安部隊が巡回する緊迫した状態の中、若者たちが暴力に頼るのではなく、唄に思いを込めて力強く歌う姿に心を打たれ、また携帯電話で周囲の人が光を照らし、その中、歌う少年の放つオーラに圧倒され思わずシャッターを切ったといいます。

確かにこの写真には色々は背景がある様に思いますよね。なんだか、見ているだけで、ゾクゾクしてくる程の強いメッセージを感じます。

日本では決して見れない様子だと思います。今も尚、世界のどこかではこういった争いが常に起きてるのですから、平和な日本に生まれてきただけでも、恵まれてる様に感じます。

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カメラマン・千葉康由(ちば やすよし)wikiプロフィール。

引用:https://globe.asahi.com/article/13302081

名前:千葉康由(ちば やすよし)

生年月日:1971年生まれ

年齢:49歳(2020年)

出身:大分県佐伯市

職業:AFP通信社ナイロビ支局チーフフォトグラファー。
(東アフリカ・インド洋担当)

カメラマン・千葉康由(ちば やすよし)経歴。

カメラマンの千葉康由(ちば やすよし)さんは、2020年現在、アフリカのケニア最大の都市ナイロビに在住しています。ナイロビのAFP通信社ナイロビ支局のチーフフォトグラファーとして、東アフリカ・インド洋を担当し日々動き回っています。

カメラマンの千葉康由(ちば やすよし)さん大分県佐伯市で育ち、大学は武蔵野美術大学映像学科を卒業されています。

元々、千葉康由(ちば やすよし)さんは大学では動画を勉強するつもりだった様ですが、授業で写真の講義を選択して写真展を見て回っているうちに写真の魅力に引き寄せられていきます。

その時の想いについて、

「写真がミニマルな動画だと意識するようになった。」

っと語っています。

そして、千葉康由(ちば やすよし)さんのカメラマンとしての原点は、

大学在学中に参加したNGOのスタディーツアーで訪れたネパールで、トレッキングをしながら撮影した写真を帰国して現像してみた際に、そこには自分の感情が残っている事に気づいたと言います。

その事が千葉康由(ちば やすよし)さんのカメラマンを志す原点となり、今でも、

そのときに自分が思ったことを伝えられる写真が自分にとってベストな写真であり、それが写真の良さであると思っている

言います。

大学を卒業してからは、1995年に朝日新聞社に入社。写真記者として沢山の連載や記事に携わります。そして、2007年に朝日新聞社を退職し、「知らないものをもっと見たい!」という思いから、妻が仕事で赴任することになったケニアにいく事に!そして、そこから、フリーフォトグラファーとしてケニアでの活動が始まります。

「特に大志はなかった」と振り返るが、新聞社時代に日本で取材した日系人たちにひかれ、「一番大きな日系社会のあるブラジルに行きたいという思いはあった」。

引用:https://globe.asahi.com/article/13355016

ケニアに移ってからは、やはり苦労したと言います。

初めてのケニアでのコネは皆無だし、フリーになったのはいいけど、特に売り込める先もない。何の見通しもたたなかったと言います。そんな中、アフリカの大自然で野生動物の写真を撮るなどしていた時、チャンスが訪れます。

2007年12月にケニア大統領選をめぐる暴動が勃発、建国以来最大級の国内紛争にまで発展。それは後に『ケニア危機』とまで呼ばれました。

そこで、カメラマン千葉康由(ちば やすよし)さんは紛争の現場に出て写真を撮りまくる中、沢山の報道カメラマンたちとも巡り合います。そして、その報道カメラマンたち一人ずつ所属の会社を聞いて回ります

”そして、そこでとある一社だけが、その紛争に来てない事を確認。”

早速、その会社に千葉康由(ちば やすよし)さんが撮影した写真を売り込みに行ったら、なんと、その場で写真を買ってくれる事に!

そう!その会社が現在も千葉康由(ちば やすよし)さんが所属する会社でもあるAFP通信なんです。

その後も、継続的に写真を購入してくれて、とうとう契約フォトグラファーに!そして、最終的には正式にスタッフにまで採用してくれて、現在の地位”AFP通信社ナイロビ支局チーフフォトグラファー”にまで抜擢されるんですね。

この事について、千葉康由(ちば やすよし)さん謙虚にも”幸運が重なった”と控えめなコメントも残していますが、AFP通信社を見つけた努力についても”自分でも偉いと思った。”とも語っています。

そして、今回の【第63回・世界報道写真コンテスト(World Press Photo)】の大賞受賞についても、『実力を的確に評価したAFP通信の存在』が大賞受賞につながったと、感謝の気持ちも伝えています。

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カメラマン・千葉康由(ちば やすよし)過去作品(写真)は?

ここからは、カメラマン千葉康由(ちば やすよし)さんが過去に撮られた作品(写真)などを簡単にですが、数枚ご紹介していきますね。

引用:https://globe.asahi.com/article/13361478

こう見ると絵の様にも見えますね。神秘的な写真ですが、一体どういった様子なんでしょうか?

青白い光はホタルイカが放つ光跡(4秒間露光)。2001年4月7日、朝日新聞写真部新潟駐在だった千葉康由が撮影し、朝日新聞に掲載された

引用:https://globe.asahi.com/article/13361478

ホタルイカが放つ光なんですね!この暗闇とのコントラストがなんとも幻想的な雰囲気を生み出しています。綺麗な写真です。この写真は、雑誌、週刊朝日にグラビア写真として掲載され、2006年7月に日本雑誌写真記者会賞最優秀賞に選ばれています。

2枚目の作品(写真)はこちら。

引用:https://globe.asahi.com/article/13355016

雨の中、水に浮かぶ水草の周りを凄い数の波紋がでている日常に見る風景ですね。写真に収めるとこんな風に切り取れて綺麗に見えるんですね。

朝日新聞社内で写真を担当した連載『中央線の詩』の中から2004年5月19日東京都小金井市で撮影した「滴」。

引用:https://globe.asahi.com/article/13355016

3枚目の作品(写真)がこちら。

引用:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200416001523.html

この猫の顔がたまらなく可愛いですね~♪なんだか、日本にみる風景って感じでとっても日本らしい雰囲気の様に思います。

出窓社から出版された「中央線の詩(下)」の表紙に使われた写真。

引用:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200416001523.html

今回、ご紹介した時の写真の様子はカメラマン千葉康由(ちば やすよし)さんが日本で働かれていた時の写真がほとんどです。今回、大賞を受賞された写真とは大きく事なるイメージの写真内容となっていましたね。どれも、何か日常にある風景なんだけど、写真にしか伝えられない良さがある様に思える作品ばかりでした。

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カメラマン・千葉康由(ちば やすよし)まとめ。

今回は、1979年以来41年ぶり4人目の日本人として【第63回・世界報道写真コンテスト(World Press Photo)】で大賞を受賞したカメラマン・千葉康由(ちば やすよし)さんについて、wikiプロフィール、経歴、過去の作品(写真)などをご紹介いたしました。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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