動物義足職人(動物義肢装具士)島田旭緒さん製品の適用例とお値段は?坂上どうぶつ王国

2019年12月13日(金)19時00分~フジテレビ放送の坂上どうぶつ王国【日本唯一!動物の義足を作る職人に密着▽圧巻!動物の群集劇】に動物専門に義足を作る職人の(動物義肢装具士)島田旭緒(しまだあきお)さんが登場します。

近年では犬や猫などのペットも高齢化が進んでいます。その理由はいくつかあります。

  • 「飼育の質の向上」
  • 「動物医療の発達」
  • 「環境の改善」

等があげられます。
動物医療の発達で病院が増加し、それにより人間同様の医療サービスが受けらる様になりました。例えば、ワクチン接種や血液検査などの理由があげられます。

この要因によってペットの平均寿命が延び、高齢のペットは増加の一途をたどっています。ペットは老化や病気で身体が不自由になったりうまく歩けなくなるケースも少なくありません。また病気や事故などにより足を失うケースをあります。

そんな障害をもったペット達に再び歩く喜び・力を与えているのが、動物専門に義足職人の(動物義肢装具士)島田旭緒(しまだあきお)さんです。

今回は動物義肢装具士島田旭緒(しまだあきお)さんの義肢装具の適用事例や金額についてご紹介させて頂きます。

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そもそも動物義肢装具士とは何だろう?

引用:https://hokuohkurashi.com/note/186854

人間に対して作られてきた義肢や装具の技術を、動物向きに応用して作る方を指します。しかしながら、日本において動物義肢装具士と名乗って仕事をしている方はあまりいない実情があります。日本初の動物義肢装具士と呼ばれる島田さんは、1万匹以上の義足や装具を作ったみたいです。

これはとても凄いことこの上ないのですが、これは逆に、動物義肢装具士という職業がまだ確立していないという証かもしれません。

引用:動物義肢装具士になるには

義肢装具の二つの役割とは…

【義肢】には人の義手や義足にあたり、動物の失われた四肢の代わりに装着するもの。

【装具】には四肢や体幹(首や胴)の症状を治す「治療用」と、機能を補助する「更生用」があります。

義肢装具の製作にあたって、まず最初に行うのが患者さん(犬・猫等のペット)の身体の採型になります。患者さんの身体にしっかり適合する義肢装具を作るためには、この工程がとても重要です。その後、採型した数字をもとに製作に取り掛かっていきます。

製作中は集中力が必要で、わずかな誤差も許されません。製作が進むと、実際に患者さんの身体に適合して入念にチェックしていきます。それからは患者さんに実際に使用してもらいながら調整を繰り返して合わせていきます。

参考動画

大体、(動物義肢装具士)島田旭緒(しまだあきお)さんのお仕事を理解できたのではないでしょうか?

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動物義肢装具士が必要な患者さんと適用例。

引用:https://hokuohkurashi.com/note/186854

まず飼っている大事なワンちゃん、ネコちゃんにこの様なお悩みがある方は是非、動物義肢装具を検討してみてください。

  • 手術をさせてあげたいけど、高齢化などで耐えらるか心配。
  • 足を引きずったりと障害はあるけど、歩かせてあげたい。
  • 手術後だけど歩こうとするワンちゃん、ネコちゃんなどの患部を安定させて治癒を進めてあげたい。
  • 病状の悪化や腫瘍などの影響で足を切断しなければならないが、負担を軽くしてあげたい

これらのお悩みがある方はぜひ検討、相談してみる余地はあるかと思います。

適用例

このような際に義肢装具が力になります。
・椎間板ヘルニア
・膝蓋骨脱臼
・頸椎骨折および脱臼
・四肢の関節炎
・ナックリングなどの神経疾患
・骨折後の癒合不全
・筋疾患
・腫瘍疾患
・頭蓋骨の部分切除や下顎骨折など
・切断後の義足
※幅広い疾患に対し有効です。ご興味ある方はお気軽にご相談ください。

引用:みなみ野動物病院

過去の事例から見る大体の金額は?いくら??

引用:https://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/01144.html

先ずはこちらの事例から見てみてましょう。

埼玉県に住む田中房代さんです。こちらは愛犬の『モネ』人間なら70歳くらいと高齢です。病気で足が壊死してしまい、ほとんど歩くことができない状況です。

こちらは石膏をしみ込ませた包帯で『モネ』の足型をとっています。この足型を使って模型を作り、それから『モネ』に合う義足を1ミリの誤差もなく作っていきます。そして、依頼を受けて完成に要した時間が3週間です。

そして、モネはゆっくりとでもしっかりと歩く事ができました。
これをみた飼い主の田中房代さん「うれしいみたい。こんなに歩くの」っとおっしゃてました。

そして今回こちらの義足にかかった金額は10万円ほどとの事です。

そして二つ目の事例では…

ラブラドールレトリバーの『ヴィス』。彼は右脚の先端を事故で失ってしまいましたが義肢装具で歩くことが出来きました。このお値段は約4万円くらいとの事です

動物の種類や症状により義肢装具も様々ですべてが手作業で作っています。この装具の付け方はマジックテープなどで着け外しが楽にできるタイプです。

今回、ご紹介した動物義肢装具は全てフルオーダーメイドの為、動物病院からのご紹介のみで購入することができます。

今回、金額について色々調べていきましたが、動物の種類や症状により義肢装具も様々なので、具体的にいくらぐらいと言うのは解りませんでした。

そして(動物義肢装具士)島田旭緒(しまだあきお)さんは下記の様にもいっています。

「オーダーメイドの義肢装具が必要な場合、採寸やフィッティングのときに足を運ぶようにしています。体型や症状に合わせて製作することが重要だからです。実際に行って見ると、まれにオーダーメイドが必要ない場合もあります。一番良い方法をお伝えしたいので、通信販売で買える他社の製品をすすめることもありますよ」

引用:https://yomitai.jp/series/pet2-0/16-prostheticlimb/

経済面にも関わってくる問題、飼い主さん、愛犬にあった最善の方法を教えてくれるとても良心的で島田旭緒(しまだあきお)さんの人柄がうかがえますね。

そして、とある取材ではこうとも言っています。

「障がいの程度が高くなってくると、やはり、高度な検査や義肢装具が必要になってくると思います。そういった場合、義肢装具はオーダーをして作らなくてはならない状況になりますから、どうしてもある程度お金をかける必要もでてきます。つまり、作りたくても気軽に作ることができないという面がでてきてしまうと思うんです。ですので、もし装具を作らない方法を選択したとして、けれどもやはりあったほうがよさそうだと感じるのであれば、自分で頑張って作ってみて欲しいと思います。」

引用:https://inuiwaku.net/?p=9031

全ての工程をみてみると、決して安価、気軽に出来る物ではない事が解りますよね。

お悩みがある方は、一度ご相談してみると良いかもしれませんね。

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(動物義肢装具士)島田旭緒に関するまとめ

(動物義肢装具士)島田旭緒(しまだあきお)さんのお仕事に関して色々とお調べしていきましたが如何でしたでしょうか。

  • そもそも動物義肢装具士とは何だろう?
  • 動物義肢装具士が必要な患者さんと適用例。
  • 過去の事例から見る大体の金額は?いくら??

これまで、一人でコツコツと仕事を積み上げてきた島田旭緒(しまだあきお)さんですが、動物義肢装具をもっと一般の人々に広げていって欲しいと思います。

☆お問合せ先☆
みなみ野動物病院 義肢装具外来
URL:https://minamino-ah.com/prosthetics/

最後まで読んで頂き有難うございました。

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