俳優の田中圭(たなか けい)さんですが、2018年放送のテレビ朝日系「おっさんずラブ」でブレイク以降、CMやドラマと引っ張りだこなんです。
昨年2019年4月の「あなたの番です」(日本テレビ系)から異例の5期連続での連続ドラマ出演なんです。
今回はテレビ東京系「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」での主演。更に4月スタートの石原さとみさん主演のフジテレビ系連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」では石原さとみさんの先輩”薬剤師”役として出演とドラマを掛け持ちされるんです。
いや、本当凄いけども…ドラマ掛け持ちって大変じゃないんでしょうか…って皆さん思いますよね?
今回はそんな田中圭さん35歳がどうして、遅咲きブレイクする事ができたのか?その理由についてまとめてみました。
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俳優・田中圭35歳『おっさんずラブ』ブレイクに至るまで…
引用:https://mainichikirei.jp/article/20190412dog00m100020000c.html
1984年7月10日、東京都に生まれた田中圭さんは15歳で役者デビュー。2003年ドラマ「WATER BOYS」で山田孝之演じる主人公の親友役を演じて注目を集める。
それからかもドラマ、映画、舞台とコツコツと活動を続け、そして2015年頃から、そのルックスと確かな演技力と持ち前の明るさで実力を発揮します。
2015年『図書館戦争』シリーズでは岡田准一演じる堂上教官の同期・小牧役を熱演しました。他にも「びったれ!!!」「5→9~私に恋したお坊さん~」「東京タラレバ娘」「恋がヘタでも生きてます」「伊藤くんA to E」など、多数の作品に出演。その姿を見ない日はないほどに。
引用:https://entertainment-topics.jp/139140
そして、田中圭さんが芸歴19年目となった2018年に「おっさんずラブ」でついに大ブレイクを果たすんですね!
引用:https://www.cinemacafe.net/article/2018/12/07/59363.html
引用:https://globis.jp/article/6466
「おっさんずラブ」では田中圭さん”恋がしたい!”けど、全くモテない33歳のダメ男子・春田創一を演じ、ピュアな乙女心を持つ上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)とドSな後輩・牧凌太(林遣都)と三角関係を繰り広げたラブストーリー。特に過激なシーンなどはなかったが、これまでにない斬新な設定で、日本以外にも韓国や香港、台湾でも話題になったんです。
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田中圭ブレイクの理由は”平凡なちょっぴりクズキャラ”が時代にマッチ?
引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0104193
ここ近年、ブレイクしている俳優には共通点がある。皆、下積みもキャリアも長いという事。例えば、「昼顔」の斎藤工さん、「民王」の高橋一生さん、「半分、青い。」の中村倫也さんなど、そして田中圭さんもその一人です。
ポッと出の特にノンキャリアなイケメンでは、女性達の熱狂もそう長くは続かないこの時代。コツコツとキャリアをつんで、人知れず脇役を数多くこなして味のある俳優が評価されるいい時代になったと思う。
その現在(今)の傾向を踏まえ、なぜ35歳の田中圭さんがブレイクしたのか?
考えてみました。
これまで、田中圭さんが演じてきた役柄には共通点があるんです。それが、テーマにも書いた”平凡なちょっぴりクズ”なんです。
「十月十日の進化論」(2015年・WOWOW)では酔った勢いでヒロインと関係をもち、妊娠させてしまう後輩役を、「東京タラレバ娘」(2017年・日テレ系)では妻が妊娠中に不倫する男の役、「感情8号線」(2017年・フジテレビ系)では妻の女心と同僚女性の恋心に無頓着な男の役、「伊藤くんA to E」(2017年・TBS系)では脚本家のヒロインを都合よく使うプロデューサー役であり、劇中で架空の痛いクズ男の役も担当。
今夏放送した「ダブル・ファンタジー」(WOWOW)では、主人公との不倫性愛にどっぷりハマり、幼稚化して崩壊する妻子持ちの男の役だった。
そして10月期に放送した「獣になれない私たち」(日テレ系)では引きこもりの元カノを家から追い出せず、積極的な肉食女性からの誘惑にもまんまと負けてしまう、NOと言えない典型的な優男の役だ。そのくせ、根本的に古い固定観念で女性を枠に当てはめる厄介な男である。
引用:https://toyokeizai.net/articles/-/256819?page=2
この内容から見て、正に大ブレイクのきっかけとなった『おっさんずラブ』の”恋がしたい!”けど、全くモテない33歳のダメ男子・春田創一役にしても、”平凡なちょっぴりクズ”と言えるでしょう。
しかし、いずれもなかなかのクズ役ではありますが、”暴力や借金、犯罪に手を染めるような正真正銘のクズ”、ではなく、ただただ女性への配慮が浅い、または脇が甘い。そんな、男として少々ゆるい「ちょっぴりクズ」な役を田中圭さんは多く演じてきています。
またこんな意見も…
時折、血迷ってエリートイケメンやヒロインが憧れる男性役を演じることもあったが、シュッとしていてもパッとしなかった。「5→9~私に恋したお坊さん~」(2015年・フジ系)、「恋がヘタでも生きてます」(2017年・日テレ系)がいい例だ。
引用:https://toyokeizai.net/articles/-/256819?page=2
そしてこの”平凡なちょっぴりクズ”というのは、言い換えれば「日本中どこにでもいる平凡な男性」なんです。
周囲からは「素敵な男性」「優しい恋人」「いい夫」と思われていても、妻や彼女からは「こういうところがイライラするっ!」と思われている部分が必ずある様な…そういう悪気なく、無意識に女性の地雷を踏んだりもしてしまう…
そんな、どこにでもいる”平凡なちょっぴりクズ”を濃縮させた役柄が田中圭さんはピカイチなんです。しかし、かと言って憎まれたり嫌われたりする訳でもない…それが、田中圭さんの役の見所でもあり、下積み時代があったからこそ成せる田中圭さんの技なのかもしれません。
逆にそこが”可愛い”と言われる程ですから。笑)
田中圭さんの演技について、「おっさんずラブ」で監督を務めた瑠東東一郎さんはこう語っています。
「圭君の何よりすごいのは、田中圭自身を削り取って表現していくところ。それが、芝居なのか芝居じゃないのか分からないくらいのリアリティなんですけど、そこをやれるのが圭君の恐ろしいところだと思います」と力説。
引用:https://news.mynavi.jp/article/20190207-768794/
いい意味でも若しかしたら”平凡なちょっぴりクズ”キャラは田中圭さんの素のキャラに最も近いのかもしれませんね。
これからも”平凡”という個性を活かした俳優として、これからも、ちょっぴりクズを体現し続けてほしいなと思います。
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俳優・田中圭はやっぱり”ちょっぴりクズ?”だった。
俳優・田中圭さんのプライベートを調べた所、無類のギャンブル好きという事が判明しました。しかも俳優界きってのギャンブル好きと言われていて、独身の時には”給料をその日のうちで使い切ってしまった”というエピソードも…
今は結婚をして『お小遣い制』になったからそういう事はなくなったそうですが、今でもお小遣いをもらったらパチンコなどのギャンブルに使いきってしまうとか。笑)
はっきりしたのはプライベートでもやっぱり”ちょっぴりクズ”でした!そこが、田中圭さんの良い所ですよね。
なんか好きになってきたな…
俳優・田中圭遅咲きブレイクのまとめ。
俳優・田中圭(たなか けい)さんの遅咲きブレイクに関して、まとめてみましたが如何でしたでしょうか?
あのベビーフェイスで細マッチョ、あの憎めない明るいキャラクター、バラエティーなどで見かけてもあのキャラクターで楽しませてくれますよね。
本当に憎めないキャラ…天性の物の様な気もします!しかし、ブレイクして本当良かった!
これからも、”平凡なちょっぴりクズ”キャラで沢山の方を楽しませてもらえたらと思います。
最後まで読んで頂き有難うございました。